吉永公認会計士・税理士事務所
大阪市北区豊崎3-20-9 三栄ビル8階801A号室

今日のワンポイント
One Point

HOME > 今日のワンポイント > パッケージ・ソフトの修正(システム導入する際の留意点)


トピックス


トピックス

パッケージ・ソフトの修正(システム導入する際の留意点)

2010年12月10日

中小企業、ベンチャー企業におかれては、コンピュータソフトを導入する際には、パッケージソフトを導入することが多いです。パッケージソフトは、自社開発と比して、導入コストも低く、手間もかかりません。また、佐伯のパッケージソフトは発達してきており、有用なものが多いのも事実です。ただし、最終確定する課程においては、実際に導入運用する場合の方法を考慮する必要があります。市販されているがため、汎用性を優先させるので、自社に特有な機能はサポートされていないことが多いです。それゆえ、既製のソフトを自分に合ったもにするには、ソフトの若干の修正、もしくは自社の業務をソフトに合わせるしか方法がありません。

自社に特有な機能を付加する場合の注意点として、①修正ポイントが、自社における単なる過去からの週間に依存していないか、②手処理で十分な機能を強引にシステム化しようとしていないか、③必要以上にエンドユーザーに対応していないか、ということを検討する必要があります。

修正ポイントの洗い出しには、ユーザーにも参加してもらって、その修正にはどのくらいの費用がかかり、本当にそれだけの費用をかけても修正するだけの価値があるのかを一緒に検討することが必要であります。パッケージ・ソフトの剪定作業の前段階での調査段階においては、ユーザーを含めたかたちで、システム化要件定義書が作成され、この要件書との兼ね合いでパッケージ・ソフトの修正ポイントが定義されましたが、この段階までは、修正に必要なコストは、十分に考慮されていません。盲目的にエンド・ユーザーの要件を全部満たそうとすると、木を見て森を見ない開発になりかねない危険性があります。

皆様いかがですか。システム導入は、多くの時間と資金を要します。だから、誤りがないように慎重に行う必要があります。疑問点、あるいはシステム構築お検討中の方はお気軽に当事務所までお問い合わせください。

経営支援で実績のある大阪の吉永公認会計士・税理士事務所まで 

効率化のためのシステム構築あるいは変更のご支援は当事務所にお任せください。