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経営に息詰まったが、今後の再生に向けての事業再生計画記載内容

2010年8月24日

7月28日付けの「今日のワンポイント」で、事業再生するための1つの要件として、自助努力及び利害関係者の協力が得られる、再生計画が必要であると記載しました。では、どのような項目について記載する必要があるのか、一般的なものについて記載します。実際の記載は、これらの内容をベースに、その企業規模、属する業種等によって追加すべき内容、削除してもいい項目があります。

1 会社の概況 ①会社の概要 ②事業の内容 ③財務内容 ④窮境状況とその原因 2 事業再生計画の骨子(概要) ①事業計画 ②企業再編の組み立て ③債権者への支援依頼内容 ④資金計画 3 事業計画 ①存続事業とい撤退事業の分離 ②存続事業の事業計画 ③撤退事業の処理方針 ④全体の数値計画 ⑤組織運営体制、人事政策の改革方針 ⑥再生計画遂行の体制とスケジュール 4 企業再編の組み立て ①企業再編スキーム ②スポンサー、アライアンスの内容 ③減増資,DES等の方針 ④スケジュール 5 債権者への支援依頼 ①対象債権者(金融機関) ②対象会社と対象債権 ③信用残高の算定 ④弁済計画の基本方針 ⑤各行別の債権放棄、DES、残高維持、弁済方法 6 資金計画 ①弁済資金の緒立つ方法 ②資金繰り計画 7 経営者責任 8 株主責任 9 法的整理との比較 10 民事再生との比較 です。

皆様いかがですか、再生計画は、相手があることですので、いろいろと困難な面に遭遇します。疑問点・不明点等ございましたら。お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。

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