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経営計画に必要なマーケティング戦略 ターゲティング

2010年7月8日

マーケティングにおいて、セグメンテーションで事業領域を決定し、参入するセグメントを分割した後、次に行うのがターゲティングです。ターゲティングでは、セグメンテーションで分割されたどのセグメントを選択し、セグメント内にどのような顧客、競合他社が存在し、どのような競争が行われていのるか調べ、自社が最も競争優位になるにはどうすれば良いのかを検討します。

分化した市場で収益が上げられるか 第1のポイントとして、細分化した市場の特徴を十分に把握することが挙げられます。セグメンテーションによって市場を細分化していけばしていくほど、市場 規模は小さくなっていきます。まずは、細分化された市場が自社にとって十分収益を上げられる規模かどうかを見極めなければいけません。

ターゲット市場で自社の強みが発揮できるか 続いて第2のポイントとして、ターゲットとする市場において、自社の強みが十分に活かされるかどうかを把握しなければいけません。収益を上げるのに十分な 規模、もしくは将来的に高い成長性が期待できる市場でも、自社の強みが全く活かせない市場では、たとえ現状ライバル企業が存在していなくても、いずれその 市場で力を発揮できる後発企業が参入してきた時に、すぐにマーケットシェアを奪われてしまう可能性が高くなります。

自社のミッションと市場の整合性があるか そして最後のポイントは、自社のミッションやビジョンとの整合性が取れたターゲティングを行うということです。企業にとって収益を上げるということは非常 に重要な目的ではありますが、決してそれだけではありません。儲かる市場ということだけでターゲティングを行ってしまうと、自社の社会的な存在意義や目指 すべき方向性とギャップが生じ、長期的に事業を継続することは困難になります。

皆様、いかがでしょうか。このようなことを行って、真の意義のある経営計画を立案する一助となります。経営計画立案して、大きく羽ばたくのであれば、真の意義のある経営計画は必ず必要なものであります。当事務所では、真の経営計画立案をご支援いたします。疑問点などございましたら、お気軽にご連絡いただければ幸いです。

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