吉永公認会計士・税理士事務所
大阪市北区豊崎3-20-9 三栄ビル8階801A号室

今日のワンポイント
One Point

HOME > 今日のワンポイント > 経営計画に必要なマーケティング戦略 市場調査


トピックス


トピックス

経営計画に必要なマーケティング戦略 市場調査

2010年5月26日

ビジネスとは、顧客が期待するものと金銭との交換プロセスです。すなわち、顧客が期待するものを詳細に把握していなければ、企業は金銭を得ることができないということになります。そこで、顧客をよく知るための市場調査はマーケティングを円滑に行ない、経営計画を立案するうえで、欠かせないものとなります。企業が特定の市場に関するデータを収集し、マーケティング戦略の構築に活用する市場調査はどのように実施すればいいのでしょうか?

市場調査は、顧客である最終消費者に製品を販売す為の調査や分析をおこなうことです。市場調査の方法には、目的や用途に応じて様々な調査手法があります。主な市場調査の方法や特徴ご紹介します。

①訪問面接調査:最も信用の於ける調査法で、調査員が直接調査対象の人に会って回答を求める調査方法。アンケート調査。②郵送調査:調査票を郵送で全国にかつ一斉に送付する事が出来るので、調査範囲が格段に広くなる調査方法。③インターネット調査:インターネットの普及により近年では多い調査法です。調査コストは無いに等しく、また集計や分析が素早くできる調査法。④観察調査:地域の市場現場で不特定多数の人を対象に動向を観察したり、店のお客を観察し対象者の行動を観察する方法。⑤電話調査:マニュアル化することにより、調査員のコミュニケーション能力を同じレベルに保つ事が可能な為、調査員による調査結果に差が出にくく、コストも抑える事が出来る調査方法。⑥ホームユーステスト:新製品のテスト品などを配布設置して、一定期間製品を使用し、その結果の意見の回答や使用記録をしてもらう調査方法で、その回答は手紙やインターネットでする事が多いです。⑦座談会調査:調査対象者の方の様子をじかに詳細に観察できる調査方法。⑧他に現地調査やFAX調査、街頭調査、会場調査などがあります。

その際に、留意することは、サンプリングをどうするかです。調査対象を誰にするのか? 調査規模をどの程度まで広げるのか? 対象者をどのように選択していくのか? というポイントから決定していく必要があります。調査結果に偏りが出ないように、市場調査担当者は適切な規模で属性に偏りのない調査対象を選定していく必要があります。

十分な情報が収集できれば、市場調査の最終段階として情報を分析していくことになります。数値による定量評価や製品の感想などの定性評価などを整理して、調査目的の核心に迫る回答に着目して分析を進めます。最後に担当者は調査結果をまとめて、責任者に報告し、責任者はマーケティング関連の意思決定に市場調査から得た結果を役立てていくことになります。

皆様、いかがでしょうか。このようなことを行って、真の意義のある経営計画を立案する一助となります。経営計画立案して、大きく羽ばたくのであれば、真の意義のある経営計画は必ず必要なものであります。当事務所では、真の経営計画立案をご支援いたします。疑問点などございましたら、お気軽にご連絡いただければ幸いです。

経営支援で実績のある大阪の吉永公認会計士・税理士事務所

戦略的で意味のある経営計画策定にお任せください。