１３日の木曜日に引き続き、決算書作成し提出する際のチェックポイント第2回目を記載します。
給与関係①支給した役員給与が、定期同額給与、事前確定届出給与、利益連動給与のいずれかに該当するか。該当しない場合は、別表４で加算しなければいけません。②役員報酬は、株主総会で定めた額の範囲内で支給されているか。また、実質基準から判定しても過大と判定されることはないか③使用人兼務役員に支給した賞与は適正であるか（使用人兼務役員の判定は正しく行われているか、使用人兼務役員に支給した賞与の額は、比準者として比較して適正か、特殊関係使用人に支給した給与の額は、他の使用人に比して適正か）④役員退職金の金額は過大ではないか
交際費関係①交際費以外の費用科目に含まれる交際費等の額を把握しているか②売上割戻し、販売促進費、寄付金等、他の科目との区分は適正に行われているか③製造原価、棚卸資産及び固定資産の取得価額に含まれる交際費等の額を把握しているか④１人当たり、5,000円以下の飲食費等の判定を正しく行っているか
固定資産関係①固定資産の取得日により、償却方法、償却率、算定方法異なるが適切であるか（例えば、平成19年3月31日以前の取得資産と平成19年4月1日以後の取得資産を区分しているか等）②機中事業供用資産については、月数按分で償却費を計算しているか③事業の供した日を正しく把握しているか④償却費として、損金経理をしているか
皆様いかがですか。決算はチェックしながら慎重に行う必要があります。決算のチェックせず、誤りに気付かず行うと大変なことになります。疑問点等ございましたら、遠慮なく当事務所まで、お問い合わせいただければ幸いです。
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